砕石微粉末の再生材への添加による資源化
湿式砕砂を製造する際に副産物として発生する砕石微粉末(脱水ケーキ)を生石灰と再生クラッシャラン(0~40mm)を混合処理することにより、舗装道路の路盤材として使用できる従来の路盤材と比較して、経済性・品質・リサイクル性に優れた路盤材です。また、従来のRC-40より防草効果も期待できます。
主な用途(使用箇所)
- 工事用道路(砕石舗装)
- 下層路盤
- 防草被覆材など
新技術のメリット
経済性
従来の路盤材(再生クラッシャラン)と同等である。
品質
砕石微粉末(脱水ケーキ)に対し、安定材(生石灰)5%添加・混合・解砕して安定処理し改良安定材とする。
取り扱いしやすくした改良安定材を20%再生クラッシャラン(0~40mm)に混合することにより品質の安定を図った路盤材である。
環境
- 単粒度砕石や砕砂を湿式で製造する際に副産物として生成する砕石微粉末を原料として有効に利用し活用することにより、最終処分量を削減できるとともに、有効利用により砕石用原石の採掘量が減少し、エネルギー消費量の削減及び自然環境の保護につながる等環境面のメリットが見込まれる。
- 限りなく無機質の材料の為、環境に優しく場面を選ばない。
安全性
土壌溶出試験済 | 令和5年1月20日 |
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修正CBR | 155.31(%) |
最大乾燥密度 | 1.98(Mg/m3) |
最適含水比 | 10.2(%) |
製品化・利用目的
- 道路(路盤材)
- 表面被覆
- 法面天端材
- 建築構造物の基礎材